こんにちは、日野ゆう子です。
スピーキングの場面で「英語がうまく話せなかった」悔しい思い、残念な思いをされた場合はその気持ちにばかりフォーカスが言ってしまいがちです。
私もこれまで何度も何度もそんな気持ちを味わってきました。
ですが、それは「失敗を分析してスキルアップに変える」チャンスでもあります。
今回は、その振り返り方を整理してみましょう!
2つの視点から振り返る
「英語がうまく話せなかった」という場合、色々な原因が複雑に絡まっていることが多いのが現状です。
相手が言っていることがうまく聞き取れなかったとか、気持ちが焦ってパニックになった、音やリズムなどが関係して相手にうまく伝わらなかったなど・・実際の英語コーチングではこういったことを色々と分析して、それにあった力を伸ばす作戦を立てていくのですが、
今回は範囲を狭めて下の2つの視点から振り返りをしてみましょう。
あなたはどちらが原因でうまく話せなかったのでしょうか。
①日本語で言いたいことがあるけれど、構文や単語などがうまく使えなくて言いたいことが、言えなかった。
②そもそも日本語でも何を言えばいいのか分からなかった。
「英語がうまく話せない」というお悩みの中には、結構な確率でこの②が含まれていることがあります。でも、何となく私たちは①のせいにしてしまいがちで、①の力を伸ばさなければ!とばかり考えてしまう傾向があります。
もちろん①を強化することは、大切なことですがたとえどれだけ①を強化しても、そもそも日本語でも何を言えば分からなかった状況では②が自然に改善するということはありません。
そもそも話す内容があったのかをチェック
英語を話す自分も、日本語を話す自分も、自分は自分です。
英語を話すからといって、突然普段思いつかないような意見がばんばん出てきたり、日本語でもあやふやなことが急にクリアになることはありません。
①「自己紹介をしてください」
②「日本の裁判制度について語ってください」
③「日本の裁判制度についてあなたの意見を語ってください」
日本語で話してといわれても、(制度に詳しい方は別として)②③は多くの人にとって難しいはずです。③の場合は、②の内容を理解していることを前提に自分の意見を言わなければなりません。
自分の生活の中で話す必要があるトピックの整理
ここまで極端でなくても、例えばご自分がよく知っている業務内容の話と、全く違う職種の話では話しやすさは日本語でも大きく変わってくるはずです。
そのうえで、もしこれから②や③についてご自分の生活の中で話す必要がありそうな場合は、
1)日本語で内容を把握
2)英語で説明ができるようにする
という作業が必要です。2)の際には、英語のスピーキングの型 結論から先に、それから理由やサポートをつける という話し方に落とし込んでおくとさらに相手に伝わりやすくなります。
「自分の話した英語が伝わらなくて悔しかった!」そう思った場合は、ぜひ2つのポイントの振り返りをしてみてください。そこにスキルアップへのヒントがきっとあります。
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