洋画や海外ドラマを使って英会話学習~スピーキング力をつけるために欠かせない2つの下準備

こんにちは、日野ゆう子です。

洋画や海外ドラマは生きた英語の宝庫。今日は、洋画や海外ドラマを使って、英会話力、今回は特に発信型のスピーキング力を強化したいという方にむけて、効率よく力をつけるために必要な下準備2つと洋画や海外ドラマの利用の仕方をお伝えします。

洋画や海外ドラマを使った英会話学習に入る前の下準備

洋画か海外ドラマで英会話力を強化する前には下準備が必要です。

それは英語の骨組みである、文法について理解をすること、そしてその文法構文を自分のものにして自在に使えるようになっておくことです。この作業をし下地を作ってから、次のステップとして洋画や海外ドラマの活用をしていきましょう。

文法と聞くと、どうしても面倒くさいという気持ちになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。

でも、これを押さえることでこれから先の海外ドラマや洋画の学習効果が大きく変わってきますのでぜひ、取り組んでみてください。

1)文法の知識の整理

文法知識があやふやな方は、まず中学3年間までに習う文法の知識の整理をしておきましょう。
これはざっとでかまいません。書店に行くと「中学校の文法をざっと復習する本」が色々と並んでいます。
有名なものでは

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。 や 中学3年間の英文法を10時間で復習する本 などがありますね。

 

「中学英語(または高1レベルの英語)文法がしっかり使いこなせるようになれば、英会話はずいぶん出来るようになる。」これは間違いのない事実だと私も感じます。

それでは、なぜ中学を卒業した多くの人は英語が話せないままなのでしょうか?

それは、英語を知っているこことと、使えることの間には大きな隔たりがあるからです。

英会話ができるようになるには、中学レベルの単語を今までの、見てわかる状態から、聞いて分かる状態、伝わる発音で言える状態にすること。

また、文法構文は読んで考えると理解できる状態から、用途に応じて必要な物をいつでも取り出せる状態にかえる必要があります。

そのために、文法については次のステップで英語構文の活性化のためのトレーニングを行います。ここで行うのは、そのトレーニングをスムーズに行うための準備ということになります。

文法知識を整理する目的は2つ

・中学3年生までの文法の全体像を把握する

ゴールを知って走るマラソンと、ゴールを知らないまま走るマラソンでは集中力もモチベーションも変わります。英会話というと、何だか特別なものすごく難しいことだと先入観を持っている方もたくさんいらっしゃいます。

「英会話ができるようになるためには、これだけの内容を知って、使えるようになればいいんだな」と全体像をおさえることで、恐怖心をなくし、たんたんとトレーニングに入る心理的な準備をすることが出来ます。

・内容や大体の意味を押さえ、スムーズにトレーニングに入れるようにする

トレーニングでは、各構文を使って素早く英作文をするという作業を繰り返し行います。その際に、「あれ?この構文どういう意味だったかな?」と一回一回立ち止まったり、一から内容を理解するための勉強を行うとトレーニングそのものに集中できません。

迷わず、すっきりとトレーニングに取り組めるように下地作りを行います。

 2)英語構文の活性化

文法についてざっと確認が出来たら、次は各構文をすぐに使える状態にかえていきます。

今まで、例えば学校の英語の授業では文法構文を習い、理解する⇒ドリルなどで確認⇒次へ進む という形が一般的だったと思います。ゆっくり自分のペースで考えて、正解をだすというのが許される世界でした。

英会話になるとスピードが勝負になります。英語構文の引き出しの中から、自分の言いたいことに合わせた構文を素早く取り出し、必要な単語を組み込んで素早く口から発声するということが必要とされます。

そのために「すぐに使える状態の英語構文」を引き出しの中にストックしておかなければならないのです。そのためには素早く英文を組み立てる瞬間英作のトレーニングが必要です。

市販の教材では、どんどん話すための瞬間英作文トレーニング や NOBU式トレーニング コンプリートコース 話すための中学英語 がおすすめです。

何度も声に出して、文を組み立てる感覚で練習をしましょう。繰り返すことで徐々に構文を使って文を瞬時に作る感覚が出来てきます。

この下地ができたら、今度は引き出しに入っている構文を使って自分の状況や意見、伝える必要があることなどを英文にする練習をします。自分の頭にあるイメージにあう構文を取り出し、必要な単語を合わせて文にしていく作業を何度も繰り返すことで、「発話」の感覚がつかめるようになります。

海外ドラマや洋画は表現を広げるために利用する

ここで、海外ドラマや洋画の登場です。映画やドラマは映像によるシチュエーションがとらえやすく、相手とのコミュニケーションで話が展開していくので「こんな時にはこう使えばいいのか」と理解しやすくなります。

洋画や海外ドラマは「すでに知っている文法・構文の使われ方の確認の場」「知らない構文の発見の場」として使用しましょう。なお、今回は発信型のスピーキングをテーマにしています(リスニングはまた別の機会に記事を書く予定です。)。

学習の際には英語字幕を見て確認しながら進めてください。

①知っている文法との再会の場にする

洋画や海外ドラマをみていると「あ!この文法、難しいと思っていたけれどこんな風に普通に使われるんだ。」そのような発見がたくさんでてきます。

例えば Should +過去分詞 ~ すべきだった(のにしなかった) 助動詞と完了形

文法という側面からみるとちょっと複雑です。テストでは何とか思い出して解いていたイメージがあります。

ですが、日常の世界では後悔することなんてたくさんありますよね。

例えば、友人とちょっとした行き違いがあって

「先にこの話しておけばよかったね、ごめんね。」 I should have told you about it…..

買おうと思っていたものが売り切れになっていたりして

「それ買っとけばよかった!!」 I should have bought it….

など。映画の中でもこのようなシーンは頻繁に出てきます。すると、「後悔するときにはこうやって使えばいいのか。」と学習者の中でイメージの書き換えが起こります。

このように文法構文の紙上の知識と、実際のシチュエーションを結びつけ、リアルなシチュエーションで使うときのヒントをくれるのが洋画や海外ドラマの良いところです。

このような表現に出会ったら、何度も口に出してその文法構文をつぶやいてみましょう。ビジュアルの印象と一緒になってより強固なストックとなるでしょう。

②知らない文法との出会いの場にする

洋画やドラマの字幕をみながら

「あれ?この言い方、なんでこんな文の配置になってるんだろう?」

そんな文にであったときは、画面をとめて文法をチェックしましょう。

意外とスパっと抜けている文法があることもあります。

もしくは、少し難しい文法である可能性もあります。

その場合は基本に返って文法をチェック、意味と用法を確認して例文を何度も繰り返し口で言ってみましょう。これもまた、文法構文のストックを広げるためのチャンスです。

なお、分からない文法が出てきた時に辞書的な使い方をしたい場合は、

一億人の英文法 や エバーグリーン がおすすめです。

いかがでしたか?

楽しい!という感情も学習にはとてもプラスに働きます。洋画や海外ドラマもきちんとステップを踏むととてもよい構文取り込み、スピーキング力アップの機会になります。ぜひ参考になさってくださいね。

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