どうしてヨーロッパには英語がうまい人が多いの?

外国人をインタビューした番組、街中で出会う外国の人たち・・英語が母国語でない国から来た人が流暢に英語を話していること、よくありますよね。

それを見て「自分もそれなりに一生懸命英語を勉強してるのに、どうしてこんなに時間がかかるんだ!どうしてあの人達はすらすら英語がでてくるんだろう。」

そう思ってがっかりすることはありませんか?

そんな時は言語と言語の距離について整理をしてみましょう。

言葉と言葉の距離について

言語間距離とは 言語と言語がどれくらい似ているか、またはどれくらい似ていないかを表した距離のことです。(Language Distance とか Linguistic Distance ⇒images で検索をすると地図がでてきたりして面白いですよ!)

英語の記事になりますがこちらに(アメリカ国務省機関 The Foreign Service Institute)が発表した内容が収められています。

これは英語話者が習得するのに、簡単な言語から難しい言語がレベル分け(1-4段階に)されたものですが、これを見てみると英語と日本語は距離がとても遠いのです。

日本語は韓国語、アラビア語などと共に英語話者が学ぶのに最も難しいランクに入っています。

その反対にフランス語やスペイン語、オランダ語やスウェーデンやノルウェー語などは、言語間距離が最も近いものとされています。

日本語と英語の距離

日本語と英語は文法の構造も違いが多く、リズムの感覚なども大きく変わります。全く違うものを学んでいるので、学ぶのに時間がかかるんですね。

言語間距離が近いヨーロッパの人たちが英語を学んで習得するより私たちが習得に時間がかかるのは当たり前で、仕方のないことだということをまずは知っておく必要があります。

ビジネスの会議、学会や、留学先などで外国人の方と一緒になる場合も、この知識があれば、「自分は能力がないんだ・・・」と不必要に落ち込まなくてよくなると思います。

私は日本語を外国の方に教えていましたが、その時も英語圏の生徒さんたちは、アジア圏の生徒さんたちよりも習得にずいぶん時間がかかっていました。この距離は意思で埋められるものではないので、お互い仕方がないですね。

距離のある英語をどうするか?

そうはいっても英語は世界の共通語。これを知っているのと知らないのでは、使えるのと使えないのでは大きな差が出てきます。

「英語はやっぱり便利で、使えたほうがいい!」そう判断をした場合は、ハンディはあっても、そのうえで淡々と正しい学習を続けることが習得への近道です。

日本語と英語には距離があるけれど、それは距離があるだけであって、習得できないということではもちろんありません。スタート位置が違うだけで、正しい方法で勉強を続けていれば必ずゴールに着けるのです。

・「母国語と距離がある言葉を勉強している」と知ること

・淡々と正しい方法で学習を続けること

・(言語間の距離があるにも関わらず、使えるようになろうと)頑張っていることをまずは認めること、その違いや距離を楽しむこと

私たちにとって言語間のスタートの距離は縮めることはできませんが、効率良く学習をすすめることは可能です。ご自分の英会話力を客観的に見て、何が必要かを考えながら練習を取り入れていくことが大切です。

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