英語上級者の「聞く・話す」に直結する力をつくる

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英会話上達に欠かせない「量」で気を付けるポイントは?

こんにちは、日野ゆう子です。

「英会話を上達させるためには、量をこなすことは欠かせません。」

「英会話はスポーツと似ています。練習をこなすこと、量をこなすことが上達には絶対必要です。」

このような表現をご覧になったことがあるのではないでしょうか。

私もこの考えには基本的に賛成です。

でも、これには少し注意が必要だな、と感じています。

効率良く英会話を身につけるためには量だけではなくて、順番も大切だと思います。

例えば、スイミング教室に行くことを想像してみましょう。

「クロールで25メートル泳げるようになる」という目標があるとして、どのようにレッスンは進んでいくでしょうか。

水に慣れる⇒顔をつける⇒バタ足をする⇒ビート板を使ってバタ足の練習⇒ビート版を使って顔をつけながらバタ足で進んでみる⇒息継ぎをいれる・・・通常のクラスでは、このように段階を経て出来ることを増やしていくと思います。

パーツごとにしっかりと時間をかけて体を動かし、練習をして、その状態に慣れたら次のステップに進んでいくという方法です。

これを、「よし、25メートル泳ぎたいんだな、じゃあまずやってみろ」といきなり水の中に放り込まれたらどうでしょう。(もしかしたら中にはそのような指導法を取っているところもあるかもしれませんが・・)

無我夢中で体を動かしながら、何とか泳ぎっぽいものは身につけられても、きっと自己流のフォームになったり、息継ぎが出来ないままだったりと、泳ぐことそのものは出来ても、その後タイムを伸ばせなかったり、長い距離を泳げなかったりと色々な弊害が出てきそうです。

英会話の練習についても同じことが言えます。

練習をしないまま、いきなり会話の世界に入ったとしても、何とか出来るようになることもそれなりにあるはずです。ですが、それだけだと、その場は乗り切れても、あとから力を伸ばすことが難しくなってしまいます。

理想は、英会話力を構成する各ステップで量をしっかりこなしながら話す力をつけていくことです。

例えば、英会話力の基礎をつけるためには下記のような力をつけておくと効率的です。

1)基本的な単語や構文について理解する
2)1)を聞いて分かるようにする・すらすら口から出るようにする
3)単語や構文を組み合わせて必要なことを瞬時に言う練習をする

2)3)では、何度も何度も繰り返し言うこと、口から音を出して練習をすることがポイントとなります。

ただ量をこなすだけではなく、段階を大切に、なおかつ量も確保、バランスを大切に進めていきましょう。

最後までお読みくださりありがとうございました。この記事があなたの英会話力づくりのヒントになればとてもうれしいです。

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日野ゆう子

英会話学校や大学サテライト授業・個人レッスンにて通算14年・主に成人を対象にのべ3000人以上を指導。「先生なのに英会話が苦手」という悩みを長年抱え、試行錯誤のすえ乗り越えてきた経験から、英会話力づくりのサポートを行っています。ベースには、TESOL(英語教授法)や言葉を効率よく習得する研究(第二言語習得論・脳科学や心理学など)コーチング・異文化理解などを取り入れています。