TOEIC700 ⇒800のスコアアップで英会話力に起こることとは?

こんにちは、日野ゆう子です。

TOEICの講師をしていた時に、スコア700の方が、これからTOEIC(SWではなく一般的なLRテストです)のための学習を続ける目的として「英語でコミュニケーションが出来るようになりたいから」と話しておられたことがありました。

残念ながら、スコアが700から800になっても話す練習を意識して行わない場合、リスニング力には聞きやすさが出てきてもスピーキング力への変化はあまり期待できません。

TOEICは英語力をはかるのにとても優れたテストです。でも、一番の目的が「コミュニケーションを取りたい」ということであれば、TOEICのスコアを伸ばすことだけに焦点をあてた学習は遠回りになってしまいますので注意が必要です。

※うまく工夫をすれば両方の力を伸ばすことは可能ですので、そちらについても下記に書いていきたいと思います。

 

TOEICとはどんなテスト?

なぜならTOEICで測られるのは「読む・聞く」の受信型能力だからです。

TOEICのスコアが700から800になっても、900になっても、スコアが伸びたことが表せるのは「読む・聞く」の能力が伸びたということです。受験者の話す、書く力が「実際のところどうなのか」は表れません。

実際に、努力してスコアが700から800になったのに「あれ、やっぱり話すのが苦手なままだ・・」とがっかりするということは多々起こっている現象です。

(それを測るためにSWテストが誕生しました。最近はずいぶんSWの受験者も増えてきましたが、まだまだLRテストの方が認知度も高く、一般的だと言えるでしょう。少し前のデータですが両者の受験者数の差は約63倍だそうです。)

TOEICでコミュニケーション能力は測れない

学習の一番の目的が「コミュニケーションが取れるようになりたい」であるのに、ゴールを受信型のテストであるTOEICのスコアアップにしてしまうと無理が生じてしまいます。

なぜなら、発信型(スピーキングやライティング)の学習を取り入れなくてもテスト対策が出来てしまうからです。極端な話、一言も口を開かなくても満点を取ることだって可能だからです。

バランスを考えた学習が必要

実際には4技能の伸びにはそれぞれ相関性もあり受信型のスキルが高いに越したことはありませんし、外国語習得のためにはたくさんの音を聞き文を読むというインプットは常に必要です。

ですが「英会話力を伸ばしたい」という場合は、そのバランスを考えなければなりません。TOEIC700 を超えて英会話力をつけたいという場合、「自分が話すための練習をする」ことが不可欠です。

教材をスピーキング練習に使うことは出来る

TOEIC教材には優れた教材がたくさんあるので、それらを発信の練習の一部にすることは可能です。例えばTOEICの単語集の単語を自分の口で言えるようになれば、実際の生活や仕事場でも役に立つでしょう。リスニングの問題はシャドーイング練習に使うことが出来ます。

TOEIC用の教材を使いこんでスピーキングのための練習を行った結果、スピーキング力がつき「副産物として」TOEICのスコアも上がるということももちろん起こりえます。

スコアをあげながら並行してスピーキング力を上げることは可能です。でも、スピーキング力を上げる努力をしないままスコアアップをしても、スピーキング力はついてこないままなのでそこは注意が必要です。

HY英語コーチングでは「今まで努力をしてTOEICでスコアを伸ばしてきたけれど、英会話が苦手」という方のサポートを行っております。詳細は体験レッスンにておたずねください。

 

 

 

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